ついに始まったMTDDC Meetup FUKUSHIMA2010 。
SixApart株式会社 代表取締役 関信浩氏のキーノートスピーチでその幕を開けました。
WEB業界の枠を超え、広く一般社会に浸透したソーシャルメディア。そこからのトラフィックを如何に上手く獲得するか。そのためにSixApart社・Movable Type(以下MT)ができることについてお話がありました。
WEBの仕事をする人間にとって、今まさに真剣に向き合わなければならない事だと思います。
蒲生トシヒロ氏「僕がMTを勧める理由(わけ)」
続いて開始された本セッション。初めに登壇されたのは、当日の司会もご担当された蒲生トシヒロ氏です。
MTが日本で認知され始めた頃から使用されていた蒲生氏。Session1 「僕がMTを勧める理由(わけ)」は、MTの黎明期~普及期、成熟期に至るまでの過程をWEBの歴史とともに振り返る内容で、その知見の広さと内容の濃さに圧倒されました。
また、「CMSという存在」についてはあくまでも「ツールである」というスタンスで、世の中にある様々なCMSの中で自分に合ったものを使えばよいというお考えを持っているそうです。そのように断言されている中で、蒲生氏がずっとMTを使い続けていらっしゃるという事実にまさに「MTを勧める理由(わけ)」を見出すことができました。
金子順氏「Movable Type5.1の新機能」
ユーザー待望のMT5.1の新機能について、Session2 「Movable Type5.1の新機能」と題して開発を統括されている金子順氏から発表がありました。
カテゴリソート/一覧画面のAjaxページ送り+Ajaxフィルタリング等、MT5.1では注目の新機能が目白押し。カテゴリソートについては事前に情報を把握していましたが、今回初めて一覧画面で大幅な機能強化がなされると知りました。実演を交えた機能紹介でその強力なパフォーマンスを目の当たりにし、MT5.1への期待がこれまで以上に何倍にも膨らみました。
藤本壱氏「Movable Typeのプラグインでできること」
Session3として登壇されたのは、MTプラグイン開発で名高い藤本壱氏、カンファレンス主催メンバーのgabs(原 一宣。氏、赤井なつみ氏、國分亨氏)の方々で、セッションのテーマはプラグイン。主にMTでWEB制作をしているユーザー視点からのお話です。
まず藤本さんから「Movable Typeのプラグインでできること」と題して、MTプラグイン導入に関する包括的な内容のお話がありました。とても丁寧にお話しされていたので、MT初心者の方にとってもプラグイン導入のメリットが伝わったのではないでしょうか?
gabs「MTプラグインを利用した実践 Tips・LT」
藤本さんに引き続き、gabsの方々より「MTプラグインを利用した実践 Tips・LT」と題してライトニングトークが始まりました。
これまでのどのセッションよりも実践的な内容で、地方のWEB制作会社にとってはとても身近でためになる時間となりました。國分氏から紹介のあったMovable Type タグライブラリfor Dreamweaver 機能拡張はWEB制作者が今すぐに使える大変便利なツールですね。
ここまでのセッションでおよそ3時間程度ですが、もう3時間も経ったの?と感じる程とても濃い内容のセッションが続きました。
そして注目のセッション後半レポートは、次回の参加レポート(3)にて掲載したいと思います。
しばしお待ちください!